2016年6月17日金曜日

最近の出来事:オーランドの銃撃事件について

先週亡くなったグリミーさん(22歳)
少し重いテーマですけど、今日は、アメリカフロリダ州のオーランドで最近起こった二つの銃撃事件について話したいと思います。先週の金曜日に、歌手クリスティナー・グリミーがコンサート後に、ファンに挨拶やサインなどをしていました。その一瞬に、ある男が急にグリミーさんを襲って、銃で彼女を撃ちました。その事件のわずか数時間後、同じオーランド市で、オマー・マティーンが「パルス」というゲイクラブに入り込んで、銃乱射をしました。49人が死亡し、53人が重傷を負いました。この事件はアメリカ史上最悪な銃撃事件でした。たった一つの週末に、二つの重大な銃撃事件が起こっていて、世界中に、ショックを与えました。
銃規制を反対するアメリカ人

 私はこの二つの銃撃事件に対して深い悲しみを感じました。なぜこの二つの事件が起こりましたか。そして、これが不可避なのか。アメリカの銃社会が大きな話題になりました。アメリカは他の国と違って、銃の権利が憲法に書いてあります。それで、アメリカ社会に銃と自衛を大切にする人が多いです。「警察など信頼できません」「自分だけが自分を守れます」。このような思考があるので、アメリカ人は銃を放棄できません。自分の安全は確かに大事なことですが、人は大体一人で生活していません。他の人と共存しています。それが、社会です。そして、社会が平和に存在するため、ある折衷が必要です。もし犯人の二人は、銃を持っていなかったら、この事件が起こってないかもしれません。もしかして、安全な社会を作るため、「自分だけが自分を守る」という自己中心的な思考は放置しなければなりません。自由と安全の葛藤で、安全はダントツに優先されるべきだと思います。そして、社会全員の安全を確かめるため、みんなは自分の自由を少し手放してみましょう。自分の銃や能力に頼らず、社会の警察と法律を信じたほうがましだと思います。
 「パルス」で起こった銃乱射事件が、もう一つの問題が挙げました。それが、イスラム宗教とLGBTに対する偏見です。犯人がイスラム教徒と言われて、そして彼の被害者の大半は同性愛者でした。「犯人はイスラム教なので、ISILに関係があるかもしれません。これは銃と関係はなくて、テロ事件です」と数社の通信社が指摘しました。その一方、「被害者が同性愛者なので、当然の報いでしょう」という意見も挙がりました。この悲しい事件の中でも、憎みの感情があふれています。みんなはこの時期に妥協するべきなのに、結局バラバラになって、相手に歯向かいました。槍玉を求めるため、他人をさらに傷つけます。これはこのような悲しい事件を防止する方法ではありません。暴力とは、憎しみで解決できません。

 悲惨な事件が起こる時、私たちは見逃すことはできません。暴力や憎しみで暴力を抑えるとは、ただ悪循環を作るだけだと思います。社会の安全を確かめるため、私たちは一人ずつが自分のわがままさを捨てた方がいいです。少しでも妥協して、自分のプライドではなく他人の福利を考えましょう。

写真の出典:
http://www.fanpop.com/clubs/niley-fan/images/25158755/title/christina-grimmie-33-photo
http://www.nbcnews.com/news/other/almost-year-after-newtown-does-anyone-care-about-gun-control-f8C11347685

0 件のコメント:

コメントを投稿